世田谷区 補助52号線 本当に必要⁈

子供の健やか成長を想像しながら世田谷区に住宅購入。そして70年前の道路計画が動き出した。ワーママのまさか⁈見たまま感じたまま。

なぜ今 計画道路推進なのか

我が家を通る補助52号線は昭和21年に計画決定された、起点目黒区青葉台から終点世田谷区成城まで東西に走る計画道路。

 
戦後世田谷の辺りは一帯農地で、その時に地図上にサーっと引いた線が、閑静な住宅地に変わった今なぜ有効なのか?急に土地の買収などしようとせずに、この70年で徐々に買い取っていけば良かったのでは?であれば周辺住民への周知になるし、知らせずにギリギリまで税金 は徴収しておきたいなんて、虫のいい話だわー。
 
現在都内各所で反対運動が起こっているこの都市計画道路問題、2011年以降増加し、東京都が2016年に第四次事業化計画を発表してからさらに加速しています。長くこの地に住んでいらっしゃる方も、我が家のように熟慮を重ねてこの地を選んだ新しい住民も、70年前の道路計画が動き出したことに驚きしかありません。
 
東日本大震災を機に、首都直下型地震を想定した木造住宅密集地域への対策気運が高まり、これに乗じてかねてから道路計画を進めたかった議員や都庁が俄然やる気を出したのでしょうか。第三次事業化計画と第四次事業化計画では、発表資料からも東京都の当プロジェクトに対する姿勢が違います。
 
数年前に募集された補助52号線のパブリックコメントを見つけましたが、意見に耳を傾ける、というより規定の答えを繰り返すばかり。そもそもパブリックコメントを募集するという情報がほとんどの住民に渡っていないので、大多数の意見は行政に伝わっていないのが現実ですが。ただ儀礼的に済ませている態度がひどすぎる。
 
極端に少ない情報量、情報を出す時点ですでに住民の意見は聞くフリだけ、の都や世田谷には不信感が募るばかり!! 一体どこ向いて仕事しているんでしょうか。